齊藤なぎさが「明日、私は誰かのカノジョ２」で演じるゆあてゃとの共通点を告白「私もホスト狂になりそう(笑)」

2023.4.29(土)

ドラマ「明日、私は誰かのカノジョ２」(MBSほか)が放送される。同ドラマは、累計500万部を突破した、をのひなおの人気同名漫画を実写化した「明日、私は誰かのカノジョ」(2022年)の続編で、今作はお金のためにソープで働く女子大生・留奈(茅島みずき)を主人公にした物語。

5月2日(火)、9日(火)の深夜には、特別編として前作で人気を博したホスト狂の"ゆあてゃ"ことゆあが地元から上京し、ホストにハマるまでの経緯を2週にわたって放送。前作に引き続き齊藤なぎさがゆあを演じる。

今回、齊藤にインタビューを行い、今作で再びゆあを演じることになった感想や、ゆあとの共通点、今ハマっていることなどについて語ってもらった。

――再びゆあを演じることになった感想は？

「シーズン1は反響が大きくて、ゆあ役で私のことを知ってくださった方が本当に多かったので、今回また演じさせていただけることがすごくうれしかったです。そして、シーズン1ではとてもたくさんのことを勉強させていただけたので、また酒井(麻衣)監督とご一緒できて、すばらしい作品を作ることができることがすごく楽しみでした」

――シーズン1で勉強になったことというのは？

「喜怒哀楽の表情の使い分けを学ぶことができて、アイドル活動においてはパフォーマンス中の表情を付けやすくなりましたし、自分が知らなかった世界を知れたことで自分の表現の幅も広がりました。酒井監督をはじめ、さまざまな方からお芝居について教えていただきましたし、(シーズン1で共演した)箭内夢菜ちゃんとすごく仲良くなって演技の相談に乗ってもらうことが多くなってから、女優というお仕事により興味を持ち始めたので、女優として活動させていただいている今の自分になるきっかけとなった作品なんです」

――ゆあの前日譚を描いた今作ですが、台本を読んだ感想は？

「初見から号泣してしまって...。元々、原作のファンだったので、ドラマから観てくださった方にお届けできるということが嬉しい反面、ゆあがどんなふうに"ゆあてゃ"になっていったのかをしっかり描いていかないとなと気合が入りました」

――かつて演じた役の過去を演じた感想は？

「衣装合わせの時に監督から『ゆあが"ゆあてゃ"になる瞬間のシーンを大事にしてほしい』という言葉をいただいて、その瞬間を重要視して演技を構築していきました。曲で言うと、サビのメッセージを伝えるためにAメロ、Bメロを丁寧に歌うみたいな。本番でも実際に曲を流して、サビの部分で"ゆあてゃ"になるタイミングで撮影したんです！なので、演じながら自分でも"ゆあてゃ"になっていくのを体感することができてすごく楽しかったですし、ぜひ観ていただきたいシーンの一つです」

――ゆあに対する印象は？

「ゆあちゃんのことは大好きです。自分と重なるところも多くて『似ているな』と思うことも多いんですけど、とにかく強いところがカッコいい！私だったら生きていけないと思うような状況になっても地に足付けて生きているし、ちゃんと相手に自分の気持ちを言うところも、正論をぶちかますところも、怒るけど未練タラタラにはならないところも、本当に生き方がカッコいいなって思います。ゆあを演じたことで『演技って楽しいな』って思えたし、『演じることって人生経験になるんだな』って知れたし、たくさんの人に知ってもらえたし、全部ゆあのおかげなので、私の人生のキーパーソンです」

――どのようなところが似ていますか？

「人から愛されたいという気持ちの強さは似ているなって思います(笑)。自分も異様に人を愛すし、そのぶん見返りも求めちゃうんですよね。特にゆあをやっている時は(役が)抜けなくて、いつもより重くなっちゃうんですよ。ゆあと一緒で人にハマったら結構抜け出せなくて、友達になったらすごく長いし、誰かのファンになっても長くて。あと、貢ぎ癖もあって、お土産とか一人に対して何個も１万円分くらい買っちゃうんですよ。自分の物は買わないのに。そういう点でも似ているから、私も"ホスト狂"になりそう...。危ないですね(笑)」

――ゆあはホストにハマっていますが、ご自身が今ハマっていることは？

「占いと『ハリー・ポッター』ですね。占いは昔から本当に大好きで、すぐ信じちゃうんですよ。よく『(信じ過ぎるのは)良くないよ』って注意されるんですけど、でも本当によく当たっちゃっているから...(笑)。『ハリー・ポッター』は、『ハリー・ポッター』好きの友達と一緒に観ていたらハマっちゃって！今途中まで観たんですけど、ダンブルドア校長が死んじゃうって聞いて、続きが観られないんですよ(泣)」

――今後に目標や演じてみたい役などは？

「本当にいろんな作品に出演して、いろんな役に挑戦したいです！目標は大きく、学園もののヒロインから朝ドラ、戦隊もの、CMなどたくさんの映像作品に出たいですね。そのためにも、自分のできることをしっかりと一歩一歩着実にやっていけたらなと思っています」

――最後に視聴者の方にメッセージをお願いします！

「監督が本当にこだわって原作の世界観を忠実に再現してくださるからこそ、誰が観ても面白いし引き込まれる作品になっていて、心に入ってくるものがあると思います。同じ状況ではなくても『この感情は同じだな』と思う場面が多く、たくさんの方の心にフィットする作品だと思うので、ぜひたくさんの方に観ていただけたらと思います！」

文・撮影＝原田健
ヘアメイク＝夢月（Three PEACE)
スタイリスト＝八木下綾（J styles）
衣装＝MILK

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