乃木坂46・早川聖来が好き好き好き系台詞に赤面...「恥ずかしいですね」
2023.4.19(水)
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乃木坂46・早川聖来が、4月20日(木)より東京・俳優座劇場で上演される朗読劇「したいとか、したくないとかの話じゃない」の劇中ドラマ映像に出演する。
同作品は、映像のプロフェッショナル、AOI Pro.が手掛ける新作朗読劇で、夫からの一通のLINEをきっかけに夫婦のあり方や人生を見つめ直す、いまどき夫婦の赤裸々過ぎるファミリーストーリー。妻の大山恭子を篠原涼子と佐藤仁美、夫の大山孝志を荒木宏文と山崎樹範がそれぞれWキャストで演じる。また、朗読劇の演出として劇中映像を本格的に使用。夫婦の若かりし頃をオリジナルドラマで描く。早川は若かりし恭子役を熱演。
今回、早川にインタビューを行い、出演が決まった時の心境や撮影秘話、若かりし頃の孝志を演じたゆうたろうの印象などを語ってもらった。
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――出演が決まった時の感想は?
「私自身、劇中でオリジナルドラマが使われる朗読劇を観たことがないので、『劇中の映像ってどうなるんだろう』とわくわくしました。一方で、昔からテレビで観ていた篠原さんと佐藤さんが演じられる役の若かりし頃という役柄だったので、『ドラマと朗読劇との違いはあれど、ちゃんとお二人につながらないといけない』というプレッシャーも感じました」
――演じる上で気を付けたことは?
「自分だけで完結するでも現場で一緒に作り上げるでもなく、私が事前に作ったものをメインの朗読劇でお二人が演じられるということで、色の出し方といいますか、『どのくらいやっていいんだろう』と悩みながら、あくまで私の恭子は素材として味付けしてもらうようなかたちを目指しました」
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――現在の恭子から逆算するかたちで若かりし頃の恭子を作るということに関して苦労などは?
「人って大人になればなるほど、いろんな顔を持つと思うんです。職場での自分とか、妻としてとか、母親としてとか。守らなければならないものが増えて、自分の思いを最優先できなくなってくる。でも、若い頃ってそういうしがらみが少ない分、自分の思いに直結した行動がとれるから、あまり難しいことは考えず自分が感じたことをそのまま素直に出すように心がけました」
――監督の演出はいかがでしたか?
「読み合わせからとても時間を掛けて何回もいろんなパターンに挑戦してくださいました。台詞と気持ちが合わなかったりした時も、『今、台詞が出てこなかったのはなぜだろう』というふうに一緒に原因を考えてくださって、『こういう気持ちになって言ってみたら、もっと変わっていくんじゃないか』と細かい心の動きにまで寄り添ってくださいました。そんな中で、『台詞を言い合うというよりか、どんどんキャッチボールをしてほしい』というふうに演出してくださいました」
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――共演したゆうたろうさんの印象は?
「撮影は1日で撮ったのですが、ゆうたろうさんがフラットに話してくださったおかげで緊張することもなく距離を縮めることができたので、楽しくラブラブな雰囲気が出せたと思います。この作品は大人になってもなかなか曖昧なものを受け入れられない大人の仮面を被った男女の物語なのかなと感じていて。そんな中で、私は結構何にでも白黒つけてしまう性格なんですけど、ゆうたろうさんは白でもなく黒でもない曖昧な部分を表現するのがすごく上手で、お芝居でも引っ張ってくださいました。勉強にもなって一緒に演じていてすごく楽しかったです」
――カメラに向かって「愛してる」や「大好き」という言葉を発するシーンもありますが?
「あそこは超大変でした(笑)。いろんなシチュエーションでの『大好き』や『愛してる』といった"好き好き好き系台詞"を撮りまして...。(孝志の持つスマホに向かって恭子が言葉を発するというシーンのため)実際にゆうたろうさんがスマホを持って撮影して、監督やスタッフさんはその後ろにいるという状態だったのですが、スマホに向かって『大好き』ということ自体恥ずかしいし、人がたくさんいる街中で叫んだりもしたので、あのシーンを観るのは恥ずかしいですね。アイドル活動で甘い台詞をカメラに向かって言うことはよくあるので抵抗はないんですけど、カメラの後ろにたくさん人がいるというのが...(笑)」
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――撮影秘話や思い出を教えてください。
「神奈川の茅ヶ崎で撮影したのですが、家のシーンはプロデューサーさんのお家で撮ったんです。それで、生しらす丼とか名物のアイスクリームとか、いろいろ茅ヶ崎の名物を用意してくださって、それをみんなでおいしくいただいたのが、友達の家に遊びに来た感覚ですごく楽しい時間でした」
――最後に観劇にいらっしゃる皆さんにメッセージをお願いします!
「朗読劇に映像があるというのが珍しいと思います。視覚&聴覚に訴える映像で過去の孝志と恭子を楽しんでいただきつつ、聴覚に訴える朗読劇で現在の二人を描くことで、より想像力が掻き立てられて二人に感情移入しやすいんじゃないかなと思っているので、自分に置き換えながら楽しんでいただけたらと思います。映像に関しては、楽しく撮影をさせていただいたので、心から楽しんでいる私を見てもらえたら嬉しいです」
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文=原田健 撮影=中川容邦
ヘアメイク=浅山ジャスミン莉奈(TUNE)、中間愛梨(TUNE)、眞舘楓
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