ソ・イングク、テギョン(2PM)も出席!ユナ(少女時代)やIUの美女競演も話題を呼んだ「青龍映画賞」の名場面
2023.3.30(木)
日本時間の3月13日に開催された第95回アカデミー賞。2020年に作品賞を含む4冠に輝いた「パラサイト 半地下の家族」(2019年)以降、韓国映画への世界的注目度はますます高まっているが、今シーズン最も世界を沸かせた韓国映画といえば、第75回カンヌ映画祭の監督賞を受賞した「別れる決心」だろう。
本国・韓国でもその評判は凄まじく、BTSのリーダー、RMが何度も鑑賞したことでも話題になったほど。2022年11月25日に催された韓国映画界最大の祭典「第43回 青龍(チョンニョン)映画賞」授賞式でも、大方の予想通り7冠に輝く強さを見せた。そして何より、韓国トップスターが勢揃いした豪華なセレモニーこそ、韓国映画界の層の厚さを象徴する"一大パフォーマンス"だった。
「青龍映画賞」は、1963年に始まった伝統ある映画賞。ユ・ヨンソク&キム・ヘスが5年連続でMCを務めた今回も、セレモニーには受賞者だけでなくノミネートされた面々やプレゼンターなど韓国映画界のスターがズラリ。さらに、IVEやNewJeansら人気絶頂期のK-POPグループが祝賀ステージを披露したことからも、この式典のスケールの大きさが窺える。
それほどのビッグネームが勢揃いした今回の式典において、最もスポットライトを浴びていた"主役"はやはり「別れる決心」だ。主演男優賞・主演女優賞を獲得したパク・ヘイル&タン・ウェイが、それぞれステージで感謝のスピーチを行った。特に、中国出身のタン・ウェイが英語と中国語で一言一言区切りながら静かに喜びを伝える姿からは、作品に懸けた思いの強さが伝わってくる。「別れる決心」はさらに監督賞、音楽賞、脚本賞、人気スター賞(コ・ギョンピョ)、最優秀作品賞も獲得し、圧倒的な存在感を放っていた。
人気スター賞では、受賞者のIUと少女時代・ユナがそろって同じステージに立つ場面も。コルセット風のシックな白ドレスを選んだIUと、胸元に大きな白い花のモチーフをあしらったキュートなドレス姿のユナは、ともに純白ドレスながら雰囲気も対照的で、文字通り"美の競演"といった趣きだった。
主演男優賞にノミネートされた「非常宣言」のイ・ビョンホンや、主演女優賞にノミネートされた「パーフェクト・ドライバー」のパク・ソダムら、惜しくも受賞には至らなかったスターも客席で晴れやかな笑顔を見せ、ライバル候補者の受賞を祝福。キャリア13年目で新人男優賞にノミネートされた「オオカミ狩り」のソ・イングクも受賞はならなかったものの、俳優仲間の受賞を盛大な拍手で祝福。祝賀公演を行ったZICO(Blook B)が大ヒット曲「New thing」を披露すると、手拍子するなど終始ノリノリでセレモニーを盛り上げていた姿も印象的だった。
短編映画賞の発表では、ユン・シユンがカン・ソラとにこやかに腕を組み、目を合わせながら登場。2PMのテギョンはコン・スンヨンとともに新人女優賞のプレゼンターを務めてセレモニーに華を添え、セレモニーのトリを飾る最優秀作品賞の発表シーンでは、「D.P. -脱走兵追跡官-」シリーズで話題をさらったチョン・ヘインが、名優ファン・ジョンミンと共にプレゼンターとして登場。気品溢れるスーツ姿とにこやかなスマイルで会場を魅了した。
韓国映画界の勢いをそのまま凝縮したような華やかさだった「第43回青龍映画賞」。ここで紹介した以外にも画面のそこかしこでスターたちが笑顔の花を咲かせる、見どころいっぱいの2時間半。ステージ上はもちろん、客席の隅々まで目を凝らして、韓国を代表するスターたちの競演を味わってみてはいかがだろうか。
文=酒寄美智子
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