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門脇麦&作間龍斗(HiHi Jets)が「両片思い」の夫婦を体現!原作ファンが支持する「ながたんと青と-いちかの料理帖-」の恋愛模様

2023.3.22(水)

「ながたんと青と -いちかの料理帖-」
「ながたんと青と -いちかの料理帖-」

「逃げるは恥だが役に立つ」「東京タラレバ娘」など、多くの大ヒット漫画を生み出してきた月刊漫画雑誌「Kiss」で現在も連載を続ける「ながたんと青と-いちかの料理帖-」。磯谷友紀によるこの人気漫画を連続ドラマ化した同名グルメラブストーリーが、3月24日(金)よりWOWOWプライムにて放送を迎える。

戦後の京都を舞台に、15歳の年の差夫婦が料亭再建に奮闘しながら絆を育んでいく姿を描く本作。戦争で夫を亡くし、19歳の御曹司と政略結婚する主人公・桑乃木いち日には、エランドール賞やブルーリボン賞など数々の受賞歴を持つ実力派の門脇麦が起用された。6月には白石和彌監督が初プロデュースを務めた出演映画「渇水」の公開が控えており、この「ながたんと青と-いちかの料理帖-」も、WOWOW連続ドラマ初主演とあって注目を集めている。

門脇麦&作間龍斗が年の差夫婦を演じた「ながたんと青と -いちかの料理帖-」
門脇麦&作間龍斗が年の差夫婦を演じた「ながたんと青と -いちかの料理帖-」

いち日は、戦死した夫がくれた"ながたん(包丁)"を大切にしながら、ホテルの厨房で働く34歳の女性。料理人として西洋料理の世界で邁進していたが、経営が苦しい実家の老舗料亭・桑乃木を立て直すために政略結婚することを決意する。

戦後まもない京都で料理人として生きるのは厳しい道のりだ。辛く苦しい時も、彼女が大切に扱う"ながたん"は心地よい音を立て、美味しくなれと心を込めながら調理する日々...。この若き未亡人の強さと優しさを門脇が繊細に表現している。凛としながらも温かみの感じられる厨房での佇まいは、門脇にしか出せない存在感だ。

一方、桑乃木への援助を受けるために、いち日が再婚することになった相手というのが、大阪のホテル経営者の御曹司で、19歳の大学生・周。そして、撮影当時は周と同じ19歳だった作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)が、門脇と共にこの"15歳の年の差夫婦"をナチュラルに演じている。

4月21日(金)公開予定の映画「ヴィレッジ」など話題作への出演が続く作間は、"青と(青唐辛子)"のような歯に衣着せぬ発言をする周をフレッシュに体現。すらりとした長身に眼鏡の奥の涼やかな瞳、大人びた表情から放たれるつんと辛い言葉も、原作の周らしいハマりぶり。淡々とした敬語も麗しく、門脇との掛け合いも新鮮で組み合わせの妙を感じさせる。

「ながたんと青と -いちかの料理帖-」
「ながたんと青と -いちかの料理帖-」

いわゆるビジネス婚で結ばれた15歳も年の離れた夫婦は、料亭再建に奔走する中で反発しながらも少しずつ距離を縮めていく。初めは「好きな人がいる」と牽制し合っていたはずなのに、徐々にお互いがお互いに片思いしている状態に...。原作ファンの間では"両片思い"と評される、何とももどかしい恋模様にも心をときめかされる。

また、美味しそうな料理の数々も本作の"主役"的な存在だ。NHK「きょうの料理」などで知られる料理研究家・大原千鶴が監修を務めた、華やかな料理が各話で登場する。彩りも鮮やかな洗練された逸品から、温かみのある素朴な一品まで、見ているだけでお腹が空いてくる。料理一つとっても、丁寧に映像化しようとするこだわりが感じられた。

目にも美味しい料理と、時にぴりりと辛く時にふんわりと甘い恋模様。門脇と作間をはじめキャスト・スタッフ陣が、原作の良さを余すところなく再現してくれている。

文=中川菜都美

放送情報

ながたんと青と -いちかの料理帖-
放送日時:2023年3月24日(金)23:00~
※3月24日(金)は無料放送
チャンネル:WOWOWプライム
※放送スケジュールは変更になる場合があります