FANTASTICS・八木勇征の甘い一面やコミカルな表情も！チ・チャンウク主演の人気韓ドラをリメイクした「あやしいパートナー」

2025.4.28(月)

先月、映画として公開された日本版「女神降臨」をはじめ、日韓合作や韓流ドラマの日本でのリメイクが相次いでいる昨今。そんなムーブメントの中、チ・チャンウク主演ドラマのリメイクとして製作当初から注目を集めてきたドラマ「あやしいパートナー」が、MBS/TBSの「#ドラマイズム」枠で4月29日(火)から放送される。

オリジナル版は、ツンデレな検事と彼のもとに配属された見習い女性の運命的な恋を描いた2017年の「あやしいパートナー〜Destiny Lovers〜」。人気俳優チ・チャンウクの入隊前最後の作品ということでも本国で注目を集めたほか、ロマンスに加え、サスペンスが楽しめる稀有な作品として日本の韓ドラファンの間で高く評価されてきた。

安川有果監督が、FANTASTICSの八木勇征と齊藤京子のW主演でリメイクした日本版「あやしいパートナー」もまた、クールな検事と破天荒な女性の恋模様が綴られるラブコメディを主軸に、ある殺人事件を巡るサスペンス要素が交錯した、2つの意味でのドキドキとハラハラが楽しめる作品だ。

敏腕検事の立石春斗(八木勇征)は、ある日、バスで司法修習生の宮下さくら(齊藤京子)に痴漢と間違えられ、散々な目に遭う。その後もさくらが浮気者の彼氏・青木颯太(池田彪馬)とケンカしている現場に遭遇したり、春斗のもとにさくらが検察修習を受けにきたりと偶然の再会を繰り返す2人。そんなある日、さくらが元カレ・颯太の殺害容疑で逮捕され、春斗は事件の検事を担当することに。

この出会いを"運命"と考えるさくらと"悪縁"だと疎む春斗──。対照的なキャラクターが織りなす恋模様の中心となる春斗は、起訴成功率1位と優秀だが、高圧的な取り調べのスタイルから"最悪の検事"と弁護士たちから嫌われるクールな男。

映画、ドラマに引っ張りだこの八木は、本作では髪をガチッと上げたヘアスタイルを披露しており、その姿は新鮮。いかにもエリートなルックスからにじみ出る余裕たっぷりなオーラなど、佇まいだけでキレ者っぷり伝わってくる。

その一方で、さくらを繰り返し助けるなど、厳しさの中にも優しさを持っており、春斗のツンデレな人物像を八木がどう表現するのか、楽しみなところだ。

また韓国版ではチ・チャンウクのユーモラスな姿も話題となったが、八木も顔を歪めた変顔やニヤけた笑顔も浮かべており、コミカルな演技にも期待。検事としての真剣な顔から、恋が進むにつれて顔を出す甘い一面など、幅のある芝居を拝めそうだ。

齊藤京子が演じるもう一人の主人公・さくらは、弁護士を目指す司法修習生で、恋人に浮気されたり、殺人の濡れ衣を着せられたりと何かとツイてない女性で、窮地を何度も助けてくれる春斗に心を惹かれていく。

ヤケ酒をして春斗に迫ったり、クールな春斗にムカつきながらも時折見せる優しさに一喜一憂したり、ポジティブでたくましいヒロインを、可愛らしさと大人っぽさを併せ持つ齊藤がどのように演じるのかも気になるところ。

ラブコメの要となる主人公たちのコミカルな掛け合いはもちろん、脚本を担当した政池洋佑が「韓国の人気ドラマをリメイクする上で、最も気を付けたことが『胸キュン』シーンを"盛り盛り盛り"沢山にすること」とコメントする甘いシーンまで、八木と齊藤のケミストリーにも注目。

また、この2人以外にも春斗の幼なじみの弁護士だが、あることを機に関係が崩れてしまった梅原蓮を演じる草川拓弥(超特急)、浮気を繰り返すさくらの元カレ・青木颯太役の池田彪馬(SUPER★DRAGON)ら若きキャストが名を連ね、様々な恋模様が描かれる。

興味をそそる物語で好評だった韓国版をリメイクする上で、日本版ならではの展開はあるのか？八木＆齊藤の演技と共に物語の行方にも注目したい。

文＝HOMINIS編集部

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