最強のDIYダンス&ボーカルグループ、BUDDiiSの夢を夢で終わらせないストイックさ
2025.4.21(月)

たくさんのアイドルグループがいる昨今。
数多のグループが一丸となって、勢力を増しているのがEBiDAN(エビダン)だ。
EBiDANとは、スターダストプロモーションに所属する若手男性俳優・タレントで構成されたアーティスト集団、「恵比寿学園男子部」(えびすがくえんだんしぶ)の略。超特急、M!LK、さくらしめじ、SUPER★DRAGON、ONE N' ONLY、原因は自分にある。、BUDDiiS、Lienel、ICExなどで構成されている。
HOMINISでは、そんなEBiDANの各グループの魅力を深ぼりしていく。今回はその第2弾!
2020年結成以降、成長していくさまが見ていて楽しい10人組ダンス&ボーカルグループのBUDDiiSを紹介しよう。
有言実行、会場の規模をどんどんと広げていくBUDDiiS

BUDDiiSとは、FUMINORI・KEVIN・MORRIE・SEIYA・YUMA・SHOW・TAKUYA・HARUKI・FUMIYA・SHOOTからなる10人組ダンス&ボーカルグループ。
楽曲や振付、衣装スタイリングやライブ演出などメンバー自らが手掛けていることが多く"DIYダンス&ボーカルグループ"との肩書きもついている。
その勢いは止まることを知らない。2023年10月11日にはグループ初のアルバム『BRiLLiANT』で、オリコンデイリーチャート1位を獲得。それを提げてのライブを幕張メッセ、イベントホールにて2days3公演開催した。さらに、会場キャパシティをどんどんと広げ続けている彼らは、2024年9月、東京・日本武道館にて2日間にも及ぶ単独ライブを開催。同年、12月29日にはグループ史上最大規模となる、さいたまスーパーアリーナ公演を成功させた。
そして、2025年4月からはBUDDiiS初の海外公演 Zepp New Taipeiを巡る8都市15公演のツアーを開催。秋には横浜アリーナ2Days、そして大阪城ホール公演も予定している。
以前より「日本武道館でやりたい!」や「大きな会場でやりたい!」とインタビューなどで語っていた印象があるが、それを着実に現実にしているのが彼らのすごさなのだ。
最新曲は納得感のある王道バラード

ぜひ、これからハマる人に聞いてほしい楽曲は、2025年1月にリリースされた『Iris(アイリス)』。板垣李光人と中島裕翔がW主演を務めた2025年1月期のドラマ『秘密~THE TOP SECRET~』(カンテレ・フジテレビ系)の主題歌としても起用された楽曲だ。
この楽曲、これまでにリリースされたBUDDiiSの楽曲の中でも、トップレベルにしっとりとした王道バラードである。バラードといえば、それぞれの歌唱スキルが試されがちだが、誰のパートでも安心して聞けるところにBUDDiiSのスキルの高さを感じる。さらにダンスは、s**t kingzのshojiが振り付けたもの。意味深なMVの内容も相まって、とにかく挑戦だらけの1曲なのだ。
先ほど、BUDDiiSは「有言実行してきた」と述べたが、決して夢は「言う」だけでは叶わない。特に、シビアなエンタメ業界においては、大きな会場での公演であるほど集客力、そして、その会場に負けない高いスキルが求められることだろう。
この『Iris』という楽曲は、歌、ダンス、そしてMVの中での表現力...どの面においてもBUDDiiSが今、8都市15公演のツアーを開催すること、そして2日間の横浜アリーナ公演、大阪城ホール公演を控えているグループであることに対して納得感を持たせてくれる1曲なのだ。彼らの公式YouTubeには、ミュージックビデオと合わせて、ダンスプラクティス動画などもアップロードされているので、ぜひいろいろな角度から、この楽曲におけるBUDDiiSの魅力を見つけてほしい。
個性豊かな10人のメンバーを紹介
メンバー1人1人についても紹介したい。

まずは、FUMINORI。グループ最年長ながらもキュートなルックスで「奇跡の30歳」との異名を持っている。グループ内だけでなく、EBiDAN全体の場でもMCを担うこともある印象で『よるのブランチ』(TBS系)にレギュラー出演をしている。このように説明すると、しっかりしているキャラクターなのかと想像する人も多いだろうが、実際には1人でボケて、1人でツッコんでいることもしばしば。良い意味でどんな役割も担える印象だ。パフォーマンス面においては、ダンススキルの高さが光っている。それから彼は繰り返しインタビューで「目の前のことに一生懸命」とのワードを語ってきた。この心がけこそが、BUDDiiSの夢を現実にしてきた要因の1つかもしれない。

KEVINは、メインボーカルを務めるメンバーの1人。2024年にはビルボードライブ横浜にて、念願のソロライブを開催するほどの実力で楽曲ごとに柔軟に変化していく歌声は一度聞いたら虜になること間違いなしだ。さらにBUDDiiSの楽曲の多くを手掛けている作曲家としての顔も持っている。メンバーのことを歌った『Brighter』、全員で歌いたいとの気持ちから作った『OZ』、ライブで盛り上がる楽曲『YO HO』、セクシーな楽曲『HONEY』など、その曲ジャンルは実に幅広い。トーク中の振る舞いを見ていると、言葉を丁寧に紡ぎ、細かなところでのフォローをしている印象。知れば知るほど、内面の魅力にも惹かれていくようなメンバーだ。

MORRIEといえば、KEVINと共にメインボーカルを務め、美しい高音が特長だ。また、実の弟で同グループのメンバーSHOOTとは「もーりーしゅーと」名義でも活躍中。TikTokやYouTubeなどといったSNSでも注目されており、そこからBUDDiiSを知る人も多い印象だ。しかし、話し始めると少し天然なところも多い。公式YouTubeチャンネルに上がっている動画「【1/10 × MORRIEの本音】最強のボーカルそして、頼れる俺たちの兄|BUDDiiSソロインタビュー」では「MORRIEってなにものなの?」と聞かれ「ね!」で済ませようとする自由っぷり。さらに、最終的には「ミニ四駆!」と答えた。この言葉の意味は、ぜひとも動画を直接見てほしい。

SEIYAは、一度マイクを持てば、曲の幅を一気に広げるラップスキルが魅力な印象。さらに、ダンスへの想いも強く「もしも音が聞こえなくても、僕たちのダンスを見てくれただけで楽しいなって思ってもらいたい」と『【1/10 × SEIYAの本音】予測不可能!コミュ力No.1のMr.好奇心!|BUDDiiSソロインタビュー』の中で語っている。また、一見、クールに見えるタイプだが、メンバーのソロイベントに顔を出したり、MORRIEとお揃いのネックレスを持っていたり、メンバーとの仲を繋ぐような親しみやすさも魅力。さらに特技のゲームを活かして、ゲーム配信も実施。それをきっかけにバディ(BUDDiiSのファンネーム)を増やしていけたらとも意気込んでいる。

美しい顔立ちのYUMAは自他共に認めるビジュアル担当。グループのみんながワイワイしていても、それを陰から見守るタイプのクールなキャラクター。グループ内ではダンサーを担当しているYUMA。特にしなやかさと力強さを兼ね備えたパフォーマンスはお手のものだ。しかし、これについて、本人は「(デビュー当時は)見ていられなかった」となかなかに厳しい一言。自分が成長していくことを見せることで「自分もできるかも」と思ってほしいとの思いでダンスのスキルを日々磨いているのだそうだ。ちなみに、調理系の専門学校に通っていたため、調理師免許を持っている。

リードボーカルのSHOWは、力強い歌声が魅力的。メンバーも認める高いスキルを持ち合わせている。その側で、幼稚園くらいから始めたというダンスの実力も折り紙付き。特にジャズダンスが得意であるがゆえに魅せる美しく繊細なパフォーマンスは、SHOWのアイデンティティとも言えるポイントの1つだ。特にその魅力が現れているのが、もはや毎年恒例となった『EBiDAN THE LIVE』のダンスサイファーのコーナーでのこと。たくさんのEBiDANのダンス自慢たちが集まる中で、SHOWが出てくると空気感は一気に変わる。まるで会場の雰囲気を操るかのようなしなやかな動きで目線を奪うのだ。

TAKUYAを語る1つのキーワードを挙げるなら、まずは『SASUKE』(TBS系)である。幼少期に『SASUKE』に見せられたTAKUYAは、その能力を鍛えるべく陸上部に入部するほどの本気っぷりだ。そのほかにもアメコミなど、好きなことに溢れている印象。そのどれに対しても愛が深く、1つのことを掘り下げていく強みは、普段の活動にも表現されている印象だ。グループでは、ダンサーとして活躍している。楽しそうに、のびのびとしたパフォーマンスをしている姿は見ているものを笑顔にする。ちなみに、初期の頃のパフォーマンスを見ると改めて思うことだが、そのダンススキルは年々スキルアップしている。『SASUKE』においても、パフォーマンスにおいても努力を欠かさない、目の前のことに真剣に取り組む姿こそが、彼の魅力なのだ。

HARUKIは、ダンサーとしてグループを引っ張っているメンバーの1人。端正な顔立ちからは想像がつかない、ダイナミックなダンスは一度見るとクセになること間違いなしだ。現役大学生のため、学業と芸能活動を両立させており、頭脳明晰なイメージも強い一方、独特の感性やワードセンスも持ち合わせている印象。『【1/10 × HARUKIの本音】現役大学生と芸能活動を両立する両師|BUDDiiSソロインタビュー』の中では、自分で作った造語で自らのことを両立するもの、そして釣り好きのものという意味をかけて"両師"と語っている。それほど深い釣りへの愛はSNSでもたびたび見受けられる印象だ。

グループ最年少のFUMIYAは、ラップとダンスでグループに存在感を放っている印象。特にダンススキルにおいては、FUMINORIと共に振付を行う楽曲も多々あり。そこにはただ単にかっこよさを追求するだけでなく、BUDDiiSらしさ、曲を作ったKEVINの思いをのせるような振り付けを意識している印象がある。さらに、グループ全員でライブ演出について話し合う際は中心をになっているFUMIYA。ライブシーンにおいては、最年少であることを忘れさせるくらい頼りになる存在だ。ちなみに、兄は同じくEBiDAN内のONE N'ONLYのHAYATO。また、大のグミ好きとの一面も持っている。

柔らかな歌声で楽曲に華を添えるSHOOTは、SHOWと共にリードボーカルを務める。キーフレーズとなる部分などを歌っている印象も強い。その一方、アーティスト、役者、インフルエンサー...など幅広く活躍している一面も。兄・MORRIEとの「もーりーしゅーと」として脚光を浴びたほか、ドラマ『君の花になる』(TBS系)では、ドラマ内に登場するボーイズグループ「8LOOM」のメンバーとしても活動し、以来『御上先生』(TBS系)などさまざまなドラマへの出演を重ねている。
キュートさとのギャップも魅力
十人十色、それを体現したようなBUDDiiSというグループ。
そんな彼らを語る上で、もう1点だけ、どうしても言及したいのはクールに見える一方で、キュートな一面もあるということだ。YouTubeにアップされている女性アイドルグループの曲をカバーした『すきっ!〜超ver〜/超ときめき♡宣伝部 BUDDiiS cover ver.』や『最上級にかわいいの!/超ときめき♡宣伝部 BUDDiiS cover ver.』などは、かなりの再生回数をマークしている。キュートな楽曲を、思いっきり真剣にかわいく表現している彼らの姿を見ると、そのギャップにやられること間違いなし。ぜひとも注目してほしい。

文=於ありさ
公演情報
「BUDDiiS Tour 2025 - JOURNiiYⅡ -」
<チケット詳細>
【プレイガイド先行】
https://buddiis.com/contents/907135
<公演詳細>
【福岡】Zepp Fukuoka
■4月25日(金)
開場17:00 / 開演18:00
■4月26日(土)
開場15:00 / 開演16:00
【大阪】Zepp Osaka Bayside
■4月28日(月)
開場17:00 / 開演18:00
■4月29日(火祝)
開場15:00 / 開演16:00
【東京】Zepp Haneda (TOKYO)
■5月9日(金)
開場17:00 / 開演18:00
■5月10日(土)
開場15:00 / 開演16:00
【宮城】SENDAI GIGS
■5月16日(金)
開場17:00 / 開演18:00
■5月17日(土)
開場15:00 / 開演16:00
【台北】Zepp New Taipei
■6月1日(日)
BUDDiiS史上最大規模アリーナツアー
横浜アリーナ
■9月20日(土)・21日(日)
大阪城ホール
■9月27日(土)
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