ワン・イーボー(王一博)の心からの笑顔も...「死と隣り合わせた瞬間」にも遭遇した極限状態で覗かせる貴重な素顔に反響の声

2025.4.12(土)

中国トップスター、ワン・イーボー(王一博)。4月6日より女性チャンネル♪LaLa TVにて日本初放送されているドキュメンタリー「ワン・イーボー：探索新境」では、壮大な冒険に挑戦。過酷な状況下で自身の限界に挑み、これまでに見せたことのない"素顔"がファンからも大きな反響を集めている。

■「ワン・イーボー：探索新境」熱帯雨林編

4月6日に放送されたエピソード1"熱帯雨林"を皮切りに、イーボーが6つの極限状態への旅を通して自身の限界に挑戦するこのプログラム。4月13日(日)放送のエピソード2"雪峰"以降にも、俳優としてではなく等身大のワン・イーボーの素顔が収められている。

■【エピソード2 - 雪峰】初めてのスキー登山で自然の過酷さに直面

"雪峰"では、中国・青海省のガンシカ雪峰を舞台に初めてのスキー登山に挑む。きわめて標高の高い環境で、低酸素と激しい頭痛と戦いながら山頂を目指す。岸壁登りにも初挑戦。登り方を教わり「きっと楽しいはずだ」と期待の面持ちで登り始めるが、「4歩で疲れた。登り始めて大変さに気づいた」と、自然の過酷さに直面する。

それでもイーボーには、困難を楽しむ心が備わっている。生まれて初めて標高5000mに立ち、「疲れたけど楽しかった」「空気が爽快だ。やってよかった」と見せる笑顔は絶品だ。

■【エピソード3 - 洞窟】 "最も死と隣り合わせた瞬間"と明かす底なしのような陥没穴

エピソード3"洞窟"で覗かせるのは、恐怖に打ち勝つ心。ここでは、底なしのような陥没穴の奥深く、暗闇へと足を踏み入れる。真っ暗で未知の世界に、「幼い頃、暗闇が怖かった」というイーボーは恐怖心を覗かせる。

クライマックスは、深い空洞を背にした切り立つ岸壁の下降。「僕の人生で最も危険や死と隣り合わせた瞬間だ」というこの危険な挑戦に「落ち着いて。自分を信じろ」と自らを奮い立たせたその瞬間、イーボーは"心の解放"を体験する。

■【エピソード4 - 深海】孤独と向き合う、未知なる青い深淵の世界

エピソード4"深海"では、孤独を味わう心が芽生えていく。広東省の珠海でスリリングな島めぐりとダイビングに乗り出した彼は、海中で光るサンゴ礁を撮影するため広大かつ深い海の底へ赴く。待ち受けるのは、計り知れない孤独。潜れば、ひとりだ。4ｍ、5ｍと潜りながら、イーボーは自らの"孤独"について考えを深めていく。

そしてその孤独はいつしか、かつて味わったことのない"自由"へと姿を変える。一方で、夕食用に潜ってウニや貝を獲るイーボーの少年のような笑顔も、この回の見どころの1つだ。

■【エピソード5 - 崖】中国のクライミングの聖地に挑む"冒険家"としての一面

エピソード5"崖"では、限界に挑む心が磨かれる。中国のクライミングの聖地・陽朔(ヤンシュオ)に向かい、危険な崖の中腹で新たなクライミングルート開拓に挑む。初心者には無謀な挑戦だが、「人に頼ることはしません。自分で解決しようとします」と一切ひるまず前を向く姿は、俳優というより冒険家だ。

「挑戦が好き」「少しずつ自分を突破して、極限に挑戦したい」とも語る、アグレッシブかつ妥協を知らない彼の精神的な強さが印象的な回だ。

■【エピソード6 - 砂漠】世界一の高さを誇る砂丘へ...旅の意義を見出す自問自答の一夜

そしてエピソード6"砂漠"は、これまでの旅の集大成。中国で3番目に広大なバダインジャラン砂漠でたったひとり、世界一の高さを誇る砂丘を登る。すべての判断を自分で考えて下さなければならないこの旅で、彼は自分を信じ、自分と向き合う。たった一人でテントを張り、火を起こし、夜を過ごす。

「僕はどんな人間になりたいんだろう」と、自問自答の夜が更けていく。自ら回すカメラが、これまで誰にも見せたことのない"自分と向き合うワン・イーボー"の姿を捉える。

6つの旅を通して、人間としての成長を見せるワン・イーボー。旅の最後に彼が見つけたこの旅の意義、そして人生の意義とは...？このドキュメンタリーは、ストイックで率直なワン・イーボーという1人の人間の、粗削りながらも魅力的な人となりが凝縮された魂の記録なのだ。

文＝酒寄美智子

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