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照れが止まらない!原因は自分にある。の7人が選ぶ、メンバーの好きなパフォーマンスは?【1万字インタビュー】

2025.4.11(金)

4枚目のフルアルバム『核心触発イノベーション』をリリースする、原因は自分にある。
4枚目のフルアルバム『核心触発イノベーション』をリリースする、原因は自分にある。

7人組ボーイズグループ「原因は自分にある。」が、4月23日に4枚目のフルアルバム『核心触発イノベーション』をリリースする。

今回のアルバムに収録されている楽曲の推し曲や、ゲンジブへの入門曲を集めた『This is GNJB Sounds』に加えて、ライブに対する思いについてもインタビュー。

さらに、この1年でメンバーがすごいと感じたところや成長したところ、メンバーが好きなお互いのパフォーマンスを語ってもらったら、お互いの照れが止まらない展開へとなっていった。

――まずはアルバム『核心触発イノベーション』について。とても幅広いジャンルの楽曲が集まっているように感じましたが、どんな1枚に仕上がっていますか?

武藤潤(以下、武藤)「6周年を迎えるにあたって、哲学・文学表現を楽曲のコアとしている僕たち、原因は自分にある。が、新しい解釈に触れることで、どんな触発反応が起こるのかということをテーマにした作品集となっております」

――収録されている全14曲の中から、おひとりずつ推し曲を教えてください!

桜木雅哉(以下、桜木)「僕は学生時代の恋愛をテーマにした楽曲『方程式は恋模様』が好きです。方程式という言葉が入っている通り、恋愛を数式で表したような歌詞もあって、ゲンジブらしさが詰まっているんじゃないかなと思っています」

大倉空人(以下、大倉)「僕は『in the Fate』を推したいです!僕好みのゴリゴリ押せ押せなラップ曲なのですが、好きすぎてデモで聞いた時から"ライブでどう表現しようかな"と考えています。おすすめポイントは"We are GNJB"という歌詞。K-POPや多くのボーイズグループがやっている表現を、僕たちがやることで、原因は自分にある。のジャンル幅が広がったなと思っています」

小泉光咲(以下、小泉)「僕は『フィナーレ』です。まずサウンド自体、すごいセクシーな楽曲になっているのですが、歌詞で直接的にセクシーさを伝えるというよりも、間接的に伝えている部分、息多めにウィスパーな感じで歌っている部分もいいなと思います。あとは、サビの歌詞にチューインガムっていう歌詞があるんですけど、正直チューインガムってあまり聞き馴染みのない単語だと思うんです。そういうふうに、あえて時代に置いていかれているような比喩表現もおもしろいなと思っています。今の僕らがどう表現するかはもちろん、僕らが大人になっていくにつれて、どんどん味が出るような曲になっていくんじゃないかなとも思うので、ぜひ、今からたくさん聞いてほしいです」

長野凌大(以下、長野)「アルバムのリード曲『因果応報アンチノミー』です。この曲は"feel 己"、己に触れるということがテーマになっていて、僕たちが5年半活動してきて改めて考える"ゲンジブって、どういうグループなんだろう"っていうのが表現されています。もちろん、ゲンジブらしさっていうのは、ファンの方、それぞれにあると思うんですけど、あえて改めて僕たちから見た"ゲンジブらしさ"をまとめたいとの思いから始まった楽曲なんです。矛盾について歌っている歌詞も、文学的な表現も、中毒性のあるメロディも魅力的で。1回聞いただけで覚えていただけるかなと思っています」

武藤「僕は『LLL』を推したいです。.ENDRECHERI./堂本剛さんによる提供楽曲でして、今までの原因は自分にある。にはなかったような、ディスコテイストな楽曲になっています。歌詞にも今までの原因は自分にある。にはなかった、"愛してる"などの直接的な表現が入っているので、特別な楽曲になったなと思います」

杢代和人(以下、杢代)「僕は『貴方らしく』が好きです。活動を通していくうちに"自分らしさ"や"原因は自分にある。らしさ"を見失うときが、たまにあるんです。特に最初は難解なメッセージ性や、楽曲、文学的で哲学的な歌詞に慣れないことも正直ありました。"何を伝えたくて、そのために、僕たちはどういう表現をしたらいいんだろう?"っていう葛藤があって。でも、この曲を聞いた時に助けられた気がしたんですよね。"原因は自分にある。っていうものは、僕たちが7人でいることが大切なんだ"って思えたというか。きっと僕が背中を押されたように、今何かに葛藤したり、不安になったりしている人たちの背中を押す楽曲になっていると思うので、ぜひ多くの人に届けたいです」

吉澤要人(以下、吉澤)「『Paradox Re:Write』という曲です。この楽曲もライブでやったら盛り上がる楽曲になっていると思います。今までのゲンジブらしい盛り上がり方って、観測者(原因は自分にある。のファンネーム)の中にもあったと思うんですけど、その概念を打ち砕く楽曲というかもう乗らないわけにはいかない楽曲になっているかなと」

『核心触発イノベーション』をリリースする、原因は自分にある。
『核心触発イノベーション』をリリースする、原因は自分にある。

大倉「やんちゃだよね」

吉澤「そう!"やっちゃおうぜ!"っていうような勢いのある楽曲です。全編通して、ひとりひとりが力強い歌い方をしているので、これもまた新しいゲンジブの形が1つ見えたなと思いますし、きっと観測者の方は盛り上がってくれるんじゃないかなと思っています」

――UNIVERSAL MUSIC STORE盤にのみ収録されるDisc 2『This is GNJB Sounds』は、初めて原因は自分にある。の楽曲を聴く人に向けてみなさんで楽曲をセレクトしたそうですね。楽曲のラインナップはどのように決めましたか?

大倉「僕たち7人でごはんに行ったタイミングがあって、そのときにひとりひとりが出し合って決めました。並び順は、名前順になっているのですが、7曲まとまったときに、多方面の原因は自分にある。が見せられるラインナップになったなと納得しました」

――それぞれの選曲理由を教えてください

桜木「『ダイヤモンドリリー』はバラードや儚い世界観も表現できるよっていうのを、皆さんに知っていただきたいなと思い選びました」

大倉「『遊戯的反逆ノススメ』を選びました。ゲンジブって結成して、すぐコロナ禍になってしまったので、有観客ライブ想定の声を一緒に出せる楽曲が意外と少ないんですね。そういうこともあって、いざ、声出しがOKになった時は"どうやって盛り上げるのが正解なんだ"と悩んだこともありました。ただ、この楽曲は、リリースイベントの時に流した時から、観測者の皆さんが笑顔になって、盛り上がってくれて。ゲンジブって盛り上がる曲もやるんだなっていうのをわかっていただきたくて、選曲させていただきました」

小泉「僕は『無限シニシズム』を選びました。僕らの良さである独特な世界観がしっかりわかるような楽曲ですし、もう1つの強みである表情管理をしっかり見せられる部分がたくさん詰まっています」

長野「僕は『以呂波 feat.fox capture plan』を選びました。この曲はfox capture planさんというバンドとのフューチャリング曲なのですが、僕がもともとそのバンドを好きだったということ、それから、ゲンジブの世界観と、ジャパニーズカルチャーをうまく融合できた楽曲だなと思っているので、この曲を選びました」

武藤「デビュー曲の『原因は自分にある。』という曲を選びました。『核心触発イノベーション』では進化したゲンジブを見せたかったので、進化前の原点に帰ったような楽曲を選びたいなと思い、この曲をセレクトしました」

杢代「僕は『原因は君にもある。』という楽曲を選んだのですが、この曲は観測者との絆がある楽曲だなと思っています。コールアンドレスポンスや声を出して歌ってくれるところ、手を使って盛り上げてくれるシーンもあって、一緒にライブを作り上げている感覚になる楽曲なので、この曲を知っていただいてから、ライブに来ていただけると、僕たちとの絆がぐっと深まるのかなって思って、決めました」

吉澤「僕は『灼けゆく青』を選びました。この楽曲は全編ほぼセリフで構成されているポエトリーリーディングの楽曲で、ゲンジブにとって1つのスパイスのような楽曲だなと思っています。こういった楽曲をアイドルがやることって、なかなかないと思いますし、確実にゲンジブの世界を広げてくれた1曲だなと思います。それから、コロナ禍に制作された楽曲でもあるので、コロナ禍に直面していた学生時代の僕らが歌ったっていうことにも、意味があるなと思っています。1つのこういう時代があったっていう、証になったら嬉しいなと選びました」

――現在、春ツアー『LIVE TOUR 2025 嘲笑倫理学のすゝめ』を開催中の皆さん。改めて、今回のライブの見どころを教えてください

杢代「原因は自分にある。のライブに初めて来てくれる方も楽しめる内容になっているかなと思います。シニカルな面と、切ない楽曲やポップな楽曲をやっているときのギャップを楽しめるかと。個人的には、昔の曲から最新曲まで合わせたようなメドレーがお気に入りです。音の変化や、公演ごとにメンバーがアレンジしている部分は楽しみにしていただけたらと思います。それから、自分たちの中に今まであったライブのルールみたいなものを壊して、どれだけ楽しめるかということをチャレンジしている公演でもあるので、公演ごとの違いや爆発力の差も魅力かなと。きっと、今までの公演以上にあっという間に終わってしまうんじゃないかなと思っています」

吉澤「僕らが楽しいと感じるときって、観測者のみんなの顔が本当に楽しそうなときなんです。ライブの一体感って言葉がありますけど、一体感って本当にお互いに影響し合うなって思います。観測者のみんなが元気で盛り上がってくれているところを見たら、気分が上がるし、逆も然りというか。だから、ライブでお客さんがどのくらい楽しめるかっていうのは、僕らにかかってるんだなって改めて再確認できた公演でした。今のところ、全部の公演、終わった直後に"楽しかった"っていう感想が出ているので、本当に素敵な時間を過ごさせていただいています」

長野「すでに2か所回って思ったのは、観測者の方の熱量がより手に取るように感じられたということです。もともとコロナ禍に誕生したグループだったので、最初は有観客でライブをすることができないところから始まって、やっと観測者の皆さんと同じ空間でライブができるようになって、でも歓声は出せなくて。そこから、やっと声を出せるようになったけど、そのときには、歓声の出し方がわからない。僕らも盛り上げ方がわからないっていう状況がずっと続いていました。でも、ここ1年ぐらいで、徐々に観測者とのライブでの距離感が近づいてきた気がしていて。それがさらにレベルアップしてるのが、僕たち自身も嬉しいなと感じています。要人も言ってましたけど、観測者の皆さんの笑顔とか声を聞くと、もっといいパフォーマンスをとか、もっとかっこいい姿を見せたいって思えるんです。そう言う意味では、本当にお互いがお互いを刺激しあえているようなツアーになってるなって思っています」

――デビューのタイミングも相まって、ライブがリアルタイムで放送・配信される機会が非常に多い印象があります。会場にいる方と配信の方、両方を楽しませるために意識していることはありますか?

桜木「表現力を武器にしてるグループなので、カメラで抜かれたときの表情は全員が大事にしているポイントかなと思いますし、見ている方も楽しめると思います」

大倉「MCとしてはベタですけど、"配信の皆さん"って、しっかりと声をかけることが大事かなと思っています。やっぱりライブ会場に来てくださっている方はもちろん、配信を見てくださっている方にも時間を使っていただいているので、そこの部分は意識したいなって思っています」

7人組ボーイズグループ「原因は自分にある。」
7人組ボーイズグループ「原因は自分にある。」

――ちなみに、生中継が入るライブって、気持ち的には違ったりするんですか?

長野「めっちゃ違います。すごく緊張します」

武藤「来てくれている方々に"あ、今日来てよかったな"って思っていただきたいですし、配信を見てる人には"ライブ行きたいな"って思ってほしいので、どちらのことも意識するように心がけています」

――この1年での活躍ぶりを見ると、個人でもグループでも挑戦する機会が多かったのではないかと思います。ということで、今お隣に座っている人のすごいところ、もしくはここ1年で成長したポイントを教えてください

桜木「成長...」

長野「成長だよ、聞かせてよ。雅哉から見た空人の!」

大倉「俺の成長?...ないでしょ!」

長野「いや、ないって(笑)。ネガティヴすぎる(笑)」

桜木「パフォーマンスに対する想いや考え方、向き合い方っていうのは、絶対に変わったのとは思います。そして、それが実際にライブで出ているのをかんじるというか、それなりにその努力もしてるだろうし...」

大倉「それなりに...」

桜木「ちょっと言い方が良くなかったですね(笑)。うーん、努力っていつも近くにいる自分たちでは見えないところもあると思いますが、きっと僕が想像している以上に陰で努力はしていると思うんですと言うことを言いたくて。特に歌においては安定感が出てきたし、はみ出し具合というか、表現の幅が見るたびに広がっているなと感じます。もはや、表現力に関してはゲンジブ1だとも思っています。ラップも歌もできちゃうし!」

左から大倉空人、小泉光咲
左から大倉空人、小泉光咲

――そんな大倉さんの振り幅を楽しめる楽曲といえば、なんでしょう?

桜木「『遊戯的反逆ノススメ』を歌っている時は、完全に入ってます!普段のスイッチの、さらに上を行っちゃっています。実際、僕らも空人の煽りをイヤモニ越しに聞いて"あ、入った!"ってわかりますし、それがわかればわかるほど、僕たちもぶち上がれるので。先駆者のような、空人に着いていくのが楽しい楽曲です」

大倉「う...嬉しいです!」

長野「え、急に照れちゃった(笑)」

吉澤「めちゃくちゃニコニコしてるじゃん」

左から大倉空人、小泉光咲
左から大倉空人、小泉光咲

――では、大倉さんから見た小泉さんのすごいところ、もしくはここ1年で成長したポイントを教えてください

大倉「光咲のすごいところは、常に"このまま"ということです。家にいる時も、リハをする時も、取材を受けさせていただいている時も、このまま。これは本当にすごいことだと思います。僕は普段とステージに立っているときで、意識的に変えているタイプなのですが、彼はいつだって等身大のままで立ち向かっています。それから、やっぱり彼の歌声は、ライブ中にアクセントを加えてくれる魅力があると思います。儚くて、今にも消えちゃいそうな感じが素敵だなと。今回の春ツアーだと『青、その他』の儚さはピカイチです」

小泉「ありがとうございます」

長野「変わらないな〜」

小泉「変わらず頑張っていきたいなと思いました」

大倉「そんな光咲さんから見た凌大さんは?」

小泉「これは昔からですけど、ダンスリーダーとして全うしてくれているなと思います。最近はさらにメンバーの意見をしっかり聞いてメンバーに合わせてアドバイスをくれますし、判断力が早くなりましたね。ダンスを固める時に、率先して"これで決定しよう"って言ってくれるから、めちゃめちゃありがたいです」

――小泉さんから見た、長野さんのダンスの魅力が炸裂している楽曲を教えてください

小泉「僕は、1人で踊っている凌大がめちゃくちゃ好きなので、春ツアーのダンスインターの時の凌大に注目してほしいです。凌大が1人で踊ると緊張感があって、良さが全面に出ていて、僕は好きなんですよね。やっぱりグループで踊ると...」

長野「まだあるの?この"変わらなさ"で意外と語ってくれるんだ」

小泉「グループで踊ると、7人みんなで合わせるフリとかもあるのですが、1人で踊っているときはダンサーならではの独特なフリも入ってくるんですよ。そこが、僕はめっちゃ好きです。凌大の個性が溢れているのがいいなって」

長野「なんか照れちゃいますね。光咲にあまり褒められ慣れてなくて。まあ、それが光咲の良さなんですけど。いざ言われると嬉しいです」

左から長野凌大、桜木雅哉
左から長野凌大、桜木雅哉

――では、長野さんから見た武藤さんのすごいところ、もしくはここ1年で成長したポイントを教えてください

長野「潤くんは出会った頃に比べて、すごく人間らしくなったなと思います。なんか今だからいうんですけど、最初出会った時、潤くんってどんな人なのかわかんなかったんですよ。なんて言うんだろう、バラエティ番組とか、こういうところで見たら"潤くん"って感じだと思うんですけど、本当に常にそのままで。潤くんってどんな人なんだろう、休みの日とかって何してるんだろう、何で喜ぶんだろうとかが見えないから考えちゃって...」

大倉「潤くんのこと好きやん」

長野「でも、そこから付き合う時間も長くなっていって、潤くん自体も他のメンバーに最年長としての緊張感はありながらも、あえてそれを崩して接してくれているようになっていって。なんかもう今じゃ、人間らしい人だなと感じています。そして、それが普段のパフォーマンスにも出てきている感じがするんです」

大倉「それはわかるかも」

長野「僕は潤くんを見ていると"自分も頑張ろう"って思えます。それから、パフォーマンスにおいては、潤くんはもともとゲンジブの歌を引っ張っていってくれていたんですけど、最近はただ歌が上手い人じゃなくて、潤くんにしか歌えない歌って言うのがどんどん増えてきている気がします。ゲンジブらしさをたらしめているというか、潤くんが歌うとゲンジブの曲になるなというのを感じていて。僕は、そんな人と関われて、すごく嬉しいなと思うんです」

――長野さんから見た武藤さんらしさが溢れている楽曲も教えてください

長野「『因果応報アンチノミー』に関しては"サビの入りは潤くんでしょ"みたいな空気感が、僕らの間にもチームのスタッフさんの間にも満場一致で流れていて、実際にできた楽曲を聞いても潤くんでよかったなとすごく思います」

武藤「いや〜自分らしく生きていこうと思います」

長野「なんか遠くに行く人みたいなコメントだけど、バイバイするわけじゃないから(笑)」

大倉「今までありがとう」

武藤「だからこそ、今回の『貴方らしく』が歌えたのかもしれないなっていうのは、話を聞いて思いました。僕は、ずっと自分探しをしているようなものですから...」

左から杢代和人、武藤潤、吉澤要人
左から杢代和人、武藤潤、吉澤要人

大倉「そんな潤くんから見た和人は?」

武藤「和人は、活動量が本当にすごくて、エンターテイメントの中で経験には限界がないよっていうことを、僕らに示してくれているなと思います。才能はひとりひとり、それぞれ違うものがあるけれど、才能だけでやるのには限界があって。でも、経験をすることにおいては限界ってないんだな、才能をいくらでも補えていくんだなっていうことを杢代自身がアーティストとしても、個人としても示してくれているんです。もちろん、昔からもめっちゃかっこよかったですけどね。でも、今はもう憧れるようなかっこよさを持つような人に成長していったなっていう感じがしています。これから先の彼の活動もすごく楽しみですし、まだまだ表現者としての知識とか技術とかをどんどん身につけていって、僕らグループにもいい影響を及ぼしてくれるんだろうなって思います」

杢代「...アッツ。ここサウナかな?」

大倉「ちゃんと12分計見てくださいね」

杢代「あ、水風呂いかないと。...いや、でもマジでありがとう。本当になんか明日からも頑張ろうと思いました」

大倉「ありがたいお言葉いただけたね。経験に限界はない、だって」

長野「いや、アツい」

小泉「名言だね」

杢代「もっといろいろ経験しないとね」

武藤「ライブのリハーサルとかも、一人で自主練したりするんですよ。リハに参加できなかった分、ちゃんとみんなに追いつけるようにって。そうやって努力を重ねている姿がすごいなと思います」

大倉「杢代はすげえよ...」

武藤「それから、注目してほしい楽曲は『Paradox Re:Write』です。この曲、和人がサビなんです。実は以前からボイトレとかをしていて、先生から"ずっと和人がサビを歌いたいって言ってるよ"っていうのを聞いていました。それが、今回実現したというのは、僕自身、本当に嬉しかったです。"ついに聞ける時が来たんだ"って。あのめっちゃかっこいいサビが聞けるので、ぜひ楽しみにしてください!」

杢代「...アッツゥ」

――では、続いて杢代さんから見た吉澤さんのすごいところ、もしくはここ1年で成長したポイントを教えてください

杢代「要人は、リーダーとしての責任感を持って活動しているのがすごく伝わってきます。リーダーって、常にリーダーなんですよ。人前に立っているときだけじゃなくて、人前に立っていないときでも、いかにリーダーらしくできるかっていうところが問われると言うか。それでこそ、本当のリーダーだなって思っています。でも、要人は、リーダーとして、本当に周りが見えているし、僕たちが意見をいろいろ出したときも、円滑にまとめてくれたりして。そういうところを見ると、人一倍の責任感をリーダーとして背負ってくれているんだろうな、頑張ってくれているなと実感します。あと、個人的に要人はマイナスなことを言わないところが、すごいなと思っていて。結構クールに見えるタイプだと思うんですけど、本当にアツくて、誰かが"無理だな"って思ったときでも、打開策を見つけたり、前へ向ける言葉をかけたりしてくれる発言ができるのが頼もしいなと感じています。だから、これからもリーダーとして進んでほしいですし、1人の男としてかっこいいところを見せていただけたらなと思います。イケオジになってほしいですね!」

長野「何年後?いきなり遠い目標...」

――杢代さんから見た吉澤さんの魅力が感じられる楽曲も教えてください

杢代「要人が一番かっこいいのは『因果応報アンチノミー』です。"アンチノミー"って言う歌詞、あれほとんど要人だよね?そこが、本当に締まるんです。要人の低音というか、ローがすごい効いていて、曲の最後にふさわしい声だなと。ビシッと最後まで決まったなという印象になるので、ぜひ『因果応報アンチノミー』の歌割りには注目していてほしいです」

吉澤「いや〜嬉しいですね。リーダーやっててよかったなと思いました。これからも頑張ります」

大倉「よ!リーダー」

杢代「ありがとう!いつも」

左から杢代和人、武藤潤、吉澤要人
左から杢代和人、武藤潤、吉澤要人

――最後に吉澤さんから見た桜木さんのすごいところ、もしくはここ1年で成長したポイントを教えてください

吉澤「雅哉は、シンプルに強くなったなと思います」

長野「雅哉、強くなったって!」

吉澤「前だったら自分の意見があろうとも、結局みんなに意見を言えずに後から"実は..."と聞くことが多かったんです。でも、今は"こっちの方がいいんじゃない?"、"こうしたらいいんじゃない?"というのを、ちゃんと言ってくれるようになりました。なんなら、今はもう自分の意見を誰よりも曲げない人になったのかなとも思います」

長野「いや、大事だよ」

吉澤「まあ、ちょっと面倒くさくなったんですけど(笑)。というのは、冗談で、その強さって、この世界で生きていくためには必要だなって思うんです。そういうふうにハッとさせられることが多いっていうか。"この状況で、自分の意見に言えるって雅哉すごい"、こう言う気持ちを忘れちゃいけないなって思わされることが本当に増えました。年々いい感じに年下感がどんどん出てきていて、いいんですよ」

長野「あ、逆にね?特権ね?」

大倉「叩きのめしてやるよ!」

長野「空人、物理的に叩きそう」

大倉「それはしないよ。ただの暴力やん」

――吉澤さんから見た桜木さんの魅力が感じられる楽曲も教えてください

吉澤「この1曲って選ぶのは難しいですね。僕、雅哉が歌う落ちサビが大好きなんですよ。ちょっと音が減って、しっとりする場所で雅哉の声が来ると、本当に合うなって」

大倉「わかる」

吉澤「スポットライトに当たって歌っている姿を見たいなって僕もメンバーも思っていると思います。雅哉が落ちサビを担当してくれる楽曲は、本当に全部いい曲です」

大倉「『推論的に宇宙人』とかね」

吉澤「今回のアルバムも、落ちサビ担当している曲あるよね?」

大倉「『方程式は恋模様』とか?」

桜木「うん!」

杢代「え、雅哉もっと全然落ちサビ歌ってない?『in the Fate』もだし、『貴方らしく』もだし...」

吉澤「"もう落ちサビ担当って言ってもいいんじゃない?"ってぐらい、雅哉は落ちサビを歌っているんですよ。実際に、雅哉に落ちサビを歌って欲しいっていう気持ちって、メンバーはもちろん観測者の方も、めっちゃ共感できると思います。そして、その歌声がどんどん素敵になってるなって思います」

桜木「いや〜...いや〜...っすねぇ!」

大倉「え、何?何?」

長野「何語だよ!照れすぎだよ」

桜木「(笑)。よかったっす!ありがとうございます!」

左から長野凌大、桜木雅哉
左から長野凌大、桜木雅哉

取材・文=於ありさ
撮影=内田大介

リリース情報

4th フルアルバム「核心触発イノベーション 」
2025年4月23日(水)リリース
https://genjibu.jp/news/detail/1849

■LIVE TOUR 2025 嘲笑倫理学のすゝめ
東京:東京国際フォーラム ホールA
2025年4月13日(日) <1部>14:00開場/15:00開演
2025年4月13日(日) <2部>18:00開場/19:00開演

大阪:オリックス劇場
2025年4月19日(土) 18:00開場/19:00開演
2025年4月20日(日) <1部>13:00開場/14:00開演
2025年4月20日(日) <2部>17:00開場/18:00開演
https://genjibu.jp/news/detail/1741

<独占生中継>
原因は自分にある。"LIVE TOUR 2025 嘲笑倫理学のすゝめ″
放送日時:4月13日(日) 19:00〜
放送チャンネル:テレ朝チャンネル1
https://www.skyperfectv.co.jp/program/st/promo/genjibu_2504/

■ARENA LIVE 2025 序破急
国立代々木競技場 第一体育館
2025年7月12日(土) 開場16:00/開演17:00
2025年7月13日(日) 開場16:00/開演17:00
https://genjibu.jp/news/detail/1742