松井愛莉、大貫勇輔、沢村玲が織りなす「子宮恋愛」は衝撃ラブストーリー「ドロドロした要素もありますが性格が異なるキャラクターたちの人間ドラマです」(松井)
2025.4.10(木)

佐々江典子による同名漫画を実写化したドラマ「子宮恋愛」。ハウスメーカーの営業事務として働く苫田まき(松井愛莉)が、本能(子宮)で恋をしてしまった会社の同僚・山手旭(大貫勇輔)と、結婚して6年が経つ夫・恭一(沢村玲 / ONE N' ONLY)との間で揺れ動く衝撃のラブストーリーだ。
メインキャストの松井、大貫、沢村の3人にインタビューを敢行し、役作りで意識していることやお互いの印象、"本能的に引き付けられてしまうもの"などを語ってもらった。

(C)佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会
――――まずは出演が決まって台本を読んだ印象はいかがでしょうか?
松井愛莉「台本を読み進めていくと、ドロドロした部分もありつつ、いろんな性格を持ったキャラクターたちの人間ドラマといいますか。メインの4人がそれぞれ異なる考え方を持っていて、そんな彼らの人としての成長物語でもあるのかなと思いました」
大貫勇輔「僕も愛莉ちゃんと同じように、いろんな登場人物が成長していくヒューマンドラマとして見ることもできるのかなと。それぞれの人間模様や関係性に注目しながら楽しんで見ていただければいいなと思います」
沢村玲「台本を読むと、僕が演じる恭一はだいぶ過去に引っ張られている人間だなと...。今の彼を形作ることになった"背景"をいかに表現していくかというのが重要だと思いました」

(C)佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会
――――自分の役を演じる際に心がけていることや難しさを感じている部分はありますか?
松井「まきちゃんはいつもすごく気を遣って、人の顔色をうかがいながら生きているタイプ。誰かの感情をちょっとした表情から読み取ろうとするので、相手のひとつひとつの表情を見落とさないように、言葉を聞き落とさないように...というのは心掛けていました。序盤は特に『なるべく弱気な女性で』とリクエストされていて、監督にその塩梅を細かく見てもらっていました。あと実は、『言いたいことがあっても言えない』というまきちゃんは昔の私にそっくりなんです。なので、ああいう状況ではこう思っていたな...とか昔の記憶を引っ張り出して演じることもありました」
大貫「僕は今まで、突然歌ったり踊ったり、裸に革のタンクトップ、金髪ロン毛...とか、独特な役をやることが多かったんです(笑)。こういう、いわゆる普通のサラリーマンを演じるのはほぼ初めて。声のトーンや仕草といった部分で"普通"であることを心掛けました。ただ、山手は、ブラジル育ちで女性や家族をすごく大事にするという文化で生きてきた男。そういう人間性や、彼らしいカラーもちょっとしたところで見せつつ、でも行き過ぎないように。演じる上では行き過ぎるほうがよっぽど簡単です。いかに抑えるかが難しかったです」
沢村「僕は先ほどお話したこととも重複するのですが...恭一は人の感情をあまりくみ取ることができず、世間一般の恋愛観から少しズレています。それは彼の過去が影響していて、時に気だるい態度を見せたり、急に子供っぽいことを言ったりします。まきに対しても、普段やってくれているいろんなことを"当たり前"と思ってしまっている。そっけない態度を取るシーンはそういう恭一を貫いて演じることを意識しましたが、やはり難しかったです」

(C)佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会

――――3人は今作が初共演。お互いの印象を教えてください。
松井「大貫さんは最初にお会いした日、すごく真面目で品のある方だなと思いました」
大貫「台本読みの日だよね」
松井「はい。だから"私もちゃんとしないといけないな"という気持ちになりましたが、現場が進むにつれて意外とおちゃめな一面が見えたり、こちらのおふざけに乗ってくださることもあって。なんか、山手っぽさがちょっとだけ大貫さんにもありましたね。スタッフの皆さんのことをさらっと褒められるところとか。素敵だなって思います。あと、いろんな面を持っていてどこかつかみどころがなくて、そこが人として面白い方だなという印象もあります」
大貫「あはははは。ですよね(笑)」
松井「沢村くんも初対面のときから真面目な方だなって。役の話をするとき、こちらにプレゼンしてくださっているのかと思うぐらい丁寧に言葉を選んで話される姿が印象的でした。でも実際に現場に入るとそんなことはなくて。ちょっと変わっている...?(笑) 『変わっている』ってよく言われるそうですね?」
沢村「はい、一通り言われます(笑)」
松井「どこがって言われると難しいですが、なんだろうな...。急に変顔をしたりして」
沢村「あれは松井さんに言われました(笑)」
松井「いやいや、言ってないです(笑)」


大貫「僕の愛莉ちゃんの第一印象は、スラリとして背が高い!」
松井「ひと言目から『身長高い』って言われました(笑)」
大貫「現場に入ると、本当にずっとまきでいてくれて。でもカメラが回っていないときは明るい愛莉ちゃんで現場を和ませてくれました。だから、愛莉ちゃんがまき役で良かったって言っています。僕は最初、まきがちょっと理解できないというか、共感できない部分も多かったです。でも愛莉ちゃんが繊細に演じてくれたおかげで共感できるようになり、僕の中でいろんなことが腑に落ちたので感謝しています。れいれい(沢村)とはあまり同じシーンがなくて、会っても殴り合いのケンカみたいな(笑)。2人の関係的に劇中であまり楽しい時間は過ごせなかったのですが、初めて会ったときにお互いダンスをやっているという共通点から少しお話をしました。本当は芝居でもっと絡みたかったです。絡んでいたら、それはそれでストーリー的に大変なことになっていたと思いますが(笑)」
沢村「確かにそうですね(笑)。僕からしたら、お2人とも俳優の大先輩。言い方が難しいのですが、どれだけいろんなものを学べるかという気持ちで現場に入らせていただきました。松井さんは、まきでいるときと普段のギャップがすごい。恭一がまきをつらい気持ちにさせてしまうシーンの後、終わるとすぐに切り替えられているんです。僕は個人的に胸にグサッと来たシーンでしたが、松井さんがリードしてくださって、すごく頼もしく感じました。大貫さんは、その繊細な表情が一つひとつ勉強になりました。また、監督さんから言われたことを一回で表現されるところが本当にすごくて、松井さん含め、お2人から常に勉強させていただいていました」

――――最後に、今作の内容にちなんで"本能的に引きつけられてしまうもの"を挙げていただけますか?
大貫「自分の子供です。息子も娘もかわいくて、永遠に見ていられますね。息子は最近できることが増えて、その成長を感じる瞬間も楽しいです。絵本を読んであげると、そのまま同じ言葉を言ってくれたりします」
松井「私も子供が大好きでInstagramでいろんな赤ちゃんを見ています。知らない方のお子さんでもすごくかわいい(笑)。ご飯を食べているだけ、寝ているだけでも癒されるしメロメロです」
沢村「僕は犬が好きですね。家では飼っていないので、動画を見たり、一人で犬カフェに行ったりするとついニコニコしちゃいます。ビション・フリーゼが好きです」
撮影=市村円香 取材・文=川倉由起子
スタイリスト=大浜瑛里那(松井愛莉)、立山功(小貫勇輔)、竹上奈実(沢村玲)
ヘアメーク=相場清志(eif)(松井)、小浜田吾央(UGATSU)(大貫)、小原梨奈(沢村)
衣装協力=ミューラル、スワロフスキー・ジュエリー、トムウッド、セルジオ ロッシ(松井)、Yohji Yamamoto POUR HOMME(大貫)、JUN OKAMOTO、Royall、MORLES、TELIC(沢村)
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